簿記3級にかかる費用はいくら?受験料とオンライン講座の公式料金を整理
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簿記3級の費用は、「受験にかかるお金」と「学習にかかるお金」の2階建てで考えると整理しやすい。ネット試験の受験料は3,300円で、インターネット申込方式では事務手数料550円もかかる。学習費は選ぶ教材によって変わり、オンスク.JPには無料プラン、税込1,078円または税込1,628円の月額プラン、税込3,300円の買い切り講座がある。
ただし、表示価格だけで判断すると解約時の条件を見落とす。月額プランには途中解約の日割返金がなく、一括プランの返金では未利用料金相当額から20%が解約手数料として控除される。費用と利用期間、必要な機能、解約条件を一緒に確認することが重要である。
以下は2026年8月15日時点の公式サイト記載に基づく。料金は変動する可能性があり、キャンペーン価格は含めていない。
簿記3級にかかる費用の全体像
| 区分 | 選択肢 | 料金・費用 |
|---|---|---|
| 受験 | ネット試験の受験料 | 3,300円 |
| 申込 | インターネット申込方式の事務手数料 | 550円 |
| 学習 | オンスク.JP無料プラン | 0円 |
| 学習 | ウケホーダイ-ライト | 税抜980円/月(税込1,078円/月) |
| 学習 | ウケホーダイ-スタンダード | 税抜1,480円/月(税込1,628円/月) |
| 学習 | 簿記3級TEPPAN通信講座 | 税込3,300円・93日間 |
たとえばネット試験をインターネットで申し込み、ライトを1期間利用する場合、上表にある費用の合計は3,300円+550円+1,078円=4,928円となる。スタンダードを1期間なら5,478円、TEPPANなら7,150円である。これは公式掲載額だけを足した例であり、利用期間を延ばす場合や決済手数料が発生する場合は別に考える必要がある。
受験にかかるお金は受験料と申込手数料
日本商工会議所のネット試験案内では、日商簿記3級のネット試験受験料は3,300円である。インターネット申込方式を使う場合は、別途550円の事務手数料がかかるため、申込時の支払額は合計3,850円になる。
会場問い合わせ方式の事務手数料は0円からで、機関によって異なる。受験方式と申込方法の違いは、簿記3級のネット試験と統一試験の比較で確認できる。
インターネット申込方式では、受験日の3日前まで変更・キャンセルが可能で、それ以降はできない。キャンセル手数料は1,000円+税である。受験日を決める際は、受験料だけでなく変更期限も確認しておきたい。
学習にかかるお金は料金形態で分ける
オンスク.JPは株式会社オンラインスクールが運営するオンライン学習サービスである。月額の「ウケホーダイ」は簿記3級だけを個別購入する仕組みではなく、70講座以上を追加料金なしで利用できる料金形態だ。初期費用と入会金は0円である。
無料プランは利用範囲が限られる
無料プランは0円で利用期間は無期限であり、自動で有料にはならない。ただし、視聴できるのは各講座の初回動画のみ、問題は初級問題のみで、その他の機能にも一部制限がある。有料プランを選ぶ前に、画面や講義の進み方を確認する用途として区別できる。
ライトとスタンダードでは使える機能が異なる
ウケホーダイ-ライトは税抜980円、税込1,078円/月、スタンダードは税抜1,480円、税込1,628円/月で、いずれも毎月自動更新される。支払い方法はクレジットカードまたはPayPayである。
簿記3級講座には、講義動画全49回(約9.5時間)と練習問題全489問が含まれる。ただし、仕訳問題はライトでは利用できない。スタンダードでは、講座テキスト・講義音声・講義スライドのダウンロード、問題演習の復習機能なども利用できる。講座の開講・改訂日は2021年7月6日で、公式ページには受講や受験の時期によって最新の本試験内容に一部未対応となる場合があるとの注意書きもある。
スタンダードには一括払いもあり、税込総額は6カ月9,471円、9カ月14,069円、12カ月18,557円である。税抜総額は順に8,610円、12,790円、16,870円となる。一括払いは自動更新されない。
TEPPANは93日間の買い切り型
簿記3級TEPPAN通信講座は税込3,300円で、購入手続き完了から93日間利用できる。月額のウケホーダイとは別の商品で、ウケホーダイの対象外である。教材には練習問題73問、仕訳問題334問、ダウンロード用レジュメPDFが含まれる。書籍は付属しない。
支払い方法はクレジットカード、コンビニ、PayPayから選べる。TEPPANの3,300円は受験料と同額で、月額スタンダード(税込1,628円)の約2カ月分にあたる。月ごとの自動更新を避け、利用終了日が決まった形を選びたい場合に比較対象となるが、利用できる内容は月額プランと同じではない。料金だけでなく、問題数、教材の形式、利用期間を見比べる必要がある。
解約・返金で確認したい費用
オンスク.JPの会員規約・特定商取引法に基づく表示では、月額プランの利用期間を申込契約成立日から31日間としている。暦月単位ではない点に注意が必要だ。利用期間の途中で解約しても、残りの日数に応じた日割返金は行われない。受付日が前回の決済日から31日以内なら利用は次回請求予定日まで続き、次回の請求は発生しない。
6カ月・9カ月・12カ月の一括プランを途中解約する場合は、支払い済み料金と残りの期間から未利用料金相当額を算出し、その20%に相当する金額が解約手数料として控除される。解約手数料の上限は5万円で、返金額の10円未満は切り捨てられる。
また、同社のサービスはクーリング・オフ制度の適用対象外である。コンビニ払いでは決済手数料も利用者負担となるが、公式ページに手数料額の掲載はない。月額か一括かを比べる際は、利用中の支払額だけでなく、予定より早く利用を終える場合の条件まで含めて確認すべきである。
費用を決める前に確認する順番
まず、受験料3,300円と利用する申込方式の手数料を受験費用として分ける。次に、学習費は利用したい期間と必要な機能から考える。仕訳問題を使うか、教材をダウンロードするか、簿記3級以外の対象講座も利用するかによって、確認すべきプランが変わる。簿記初級との違いから整理したい場合は、簿記初級と3級の違いも参考になる。
最初の行動は、無料プランや公式ページで自分の学習スタイルに合うかを確認することだ。そのうえで受験日から逆算し、必要な利用期間を決める。申込前に自動更新の有無と解約・返金条件まで読み、受験費用と学習費を合わせた予算を組むと全体像を把握しやすい。